クロコダイルもカイマンも20種を超えると言われるワニの一種ですが、レザー製品に使用されるワニ革にはクロコダイル以外では、カイマンやアリゲーター種などが有名です。
ちなみに小型で俊敏性が特徴のポルシェのツーシーターモデルケイマン(Cayman)は中南米に生息するカイマン(Caiman)ワニからきているそうです。
なかでも腹ワニと呼ばれるお腹部分の模様が美しいクロコダイルは高級なレザー製品に使用されることが多いレザーとなります。
クロコダイルは写真のように小さくきれいに並んだ竹斑(たけふ)や玉斑(まるふ)と呼ばれるウロコが特徴で、穿孔と呼ばれる小さな穴が本物のクロコダイルの特徴の一つでもあります。
また、同じクロコダイルの腹ワニでも部位によってウロコのサイズや形状が異なることから、ブックカバーの表と裏でも表情が異なることもあり、非シンメトリーな自然の造形を感じ取っていただけます。
なお、Lezinggのブックカバーで使用するレザーはマット加工を行ったクロコダイルの腹ワニとなります。